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2012年5月 5日 (土)

■「偽装停電の夏」をくいとめよう 田中優さんより 転載

<緊急拡散希望!>
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 ◇■ 田中優より ■◇
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■「偽装停電の夏」をくいとめよう

 5月5日の今日、北海道電力の泊原発が停止し、42年ぶりに原発の稼働していない日を迎えた。

 うれしい日に申し訳ないのだが、この先の不安を伝えたい。

 ぼくとしては珍しく、拡散してほしい話だ。

 何かというと「偽装停電」の不安だ。市民が「原発なしでも電気は足りる」と言っている最中、
停電させるのは「やっぱり原発が必要なんだ」というPRに使える。
 電力会社と政府は、去年も「計画停電」を偽装した。

 その前に「需給調整契約*」を使って大口契約者の電気を止めれば足りたのに、それをしなかった。
しかもピークの出ない土日や平日の夜間、街路灯まで消した。

 これは偽装だろう。そこまでする人たちが、この「原発は不可欠」と訴えたいこのタイミングを
逃すだろうか?

 もともと家庭の電気消費は少ない。2010年で年間わずか22%にすぎない。
 しかも足りなくなるのはピーク消費のある、ごく一時的だけだ。
 ピーク時の「夏場・平日・日中」は、家庭の三分の二は不在で、ピークの電気消費に対する
家庭消費の割合は1割にすぎないのだ。
 だからそもそも家庭の問題ではない。節電すべきなのは事業者なのだ。

 しかし大阪市の橋下市長はすでに、
「産業には影響を与えず、家庭に冷房の温度設定など負担をお願いすることになる。安全は
そこそこでも快適な生活を望むのか、不便な生活を受け入れるか、二つに一つだ」と話し、
大飯原発3、4号機を再稼働の問題を、人々のライフスタイルの問題にすり替えている。
それは橋下が2月に経産省や民主党幹部と隠密裏に意見交換した後のことだ。
 とっくに橋下は心変わりをしている。

 偽装停電させれば、人々の「原発必要神話」は復活する。なんとステキなプランだろうか。
電気消費の半分を占める上位200社は守られて、中小零細では停電して、コンピュータの重要な
データを失う。しかし原発で豊かになるのは200社の側なのだから、これは魅力的な作戦ではないか。

 ぼく自身、その問題があるので、無制限に「原発なしでも電気は足りる」とは言って来なかった。
「こうすれば足りる」と、具体的な節電策やら料金設定やらを提案してきたのはそれが理由だ。
日本の電力業界は信用に値しない。日本でなら偽装は可能だと思う。他の先進国よりはるかに情報が
公開されておらず、昨年の「計画停電偽装」の実績もあるのだ。日本で隠しおおせる可能性は高い。

 ピーク時に電気が足りてしまう危険性は大きく四つある。

1.揚水発電の緊急電力
2.他の電力会社からの融通
3.電力需給調整契約
4.自家発電などの余剰電力 だ。

ぼくが電力会社だったらこうする。

 まず、揚水発電所が使えないようにするために発電所の稼働数を減らす。揚水発電は単なる
バッテリーだから、前日までの電気があれば貯めておけば足りてしまう。ここに水を貯めて
おく余裕はなかった、夜間の深夜電気に余裕がなかったと言っておけばいい。すでに関電は
使うことのできる緊急用の老朽化した火力発電所は一基だけだと発表済みだから、この点は
カバーできている。

 次に、他の電力の融通を受けない仕組みにすることが大事だ。関西電力は、実は中電・
北陸電力・中国電力と送電線がつながっていて、余剰電力を受け取りやすい位置にある。
実際には、この融通電力は非常に高くつくことが問題だ。「受け取るより原発を動かしたい」
のが再稼働を求める本音だ。だから他の電力会社もひっ迫していることにする。
それはすでに各社発表済だ。

 三つ目に大口の大手会社に協力してもらい、停電しない根拠とされてしまう「電力需給
調整契約」を結んでおく。東京電力はこれで計画停電を避けられたはずのに、それをせずに
計画停電を実行した。ばれないならそのままでもいいかもしれない。でも万が一のことを
考えて契約数を増やして、「大口の大会社も努力してくれているんです」と主張できる
ようにしておく。

 四つ目に大企業が持っている自家発電を頼れないものにする。これは電力会社以外の
電気を買い取る実績になるからもともとしたくない。東京電力もしなかった。とすれば
「系統が不安定になる(電圧が不安定になる)」とでも言っておけばいいかもしれない。
もしくは邪魔になる自家発電を停止させるのがいいかもしれない。「自家発電電気のひっ迫」
や「緊急時の発電機は不安定」と言っておけばいいかもしれない。

 そして偽装停電させる。中小零細企業は特にバックアップ電源を持っていないから、
当然騒ぐだろう。「どうしてくれるんだ、市民がバカみたいに原発なしでも電気は足りると
騒いだ結果、我々の業務には大きな被害が出た(実際に大きな被害が発生するだろう)。
やっぱり原発なしでは雇用も守れない、原発再稼働は生命線だ」と怒りだす。
しめしめ、これで原発は当分不滅のものになる。

 これが偽装停電のシナリオだ。橋下市長は上に見たようにすでに主張を変え、現実
には関係のない「市民のライフスタイル論」に責任をなすりつけている。すでに大阪市を
手伝っている市民活動家は梯子を外されている。彼らの面子に配慮したりはしないだろう。

 このことを多くの人たちに知らせてほしいのだ。もちろんテレビも新聞もあてにはできない。
後になってから「検証」なんて言うだけだ。
 しかし今の私たち市民には、インターネットとSNSがある。彼らが偽装停電ができなくなる
くらいに多くの人に知らせよう。ここは市民の伝達力と、原子力マフィアの伝達力の勝負になる。
もちろん彼らの方が物量ともに圧倒的だ。しかし市民の小さな伝達が何度も繰り返し行われることで、
彼らの偽装停電を止められることになるかもしれない。

 可能ならチュニジアのジャスミン革命のような伝達力を持って、彼らのもくろみを失敗させよう!


* 「需給調整契約」とは、大口企業の電気代を割安にする代わりに、電力需給がひっ迫した際に、
電気利用の削減義務を負う契約。具体的には数時間前に連絡を受けて、工場を止めたり、冷房を
切ったりする義務を負う代わり、電気料金を安くしてもらう契約。

天香具山の竹 しぬ で

いつも大和路を車で走りながらいろんな山や古墳や遺跡を横目に眺めながら通り過ぎてしまうばかりでなかなか行ってみるということをあまりしない。

天香具山には明日香村から桜井市へと越えていく一本の道路があって、新緑が美しくそこが万葉の森といわれて公園になっていることは知っていたが、先日初めて車をとめて山へ入ってみた。最初に目についたのが大きく育った新緑のユリノキだった。写真にはユリノキの精かとおもわれる緑色の飛翔するものが写っている。

 森のなかだからか、樹勢が上へ向かっていて、低いところには枝がなく、てっぺんに淡い緑の葉が覆っている。ここのユリノキは花が見当たらない。森のなかで日当りがわるいからかもしれない。

Yurinoki_2

天香具山は高さは152米しかないが、木は大きく育っていて堂々たる山で、車で通り過ぎながら眺めているだけではこのスケールの大きさはわからない。

山頂には神社、国常立神社(くにとこたち)がある。
この神社へ向かう途中に数本の竹が生えていて、この竹の前に竹の名前が しぬ という名前だという解説と、万葉集の歌が小さな板に書いてあった。

我が屋戸の五十笹(いささ)群竹吹く風の音のかそけきこの夕へかも 19-4591

Shinu

この しぬ という名のここに群生していた竹は多分枯れてしまったので切られてしまったらしく、切られたしぬがいっぱい無造作に積み上げられてあり、その横に生き残っている しぬ がばらばらとさびしく生き残っているのかと思う。

しぬという名の枯竹を拾いきて笛を作らん天香久山  宥厳

この短歌がそのときの感想。

枯れた しぬ を一本拾ってきて笛を作ってみたのが以下の写真。やや太い竹だがしっかりした硬さの肉厚の竹で、いい音色がでる。

今度東光寺へ来られたらお見せしよう。

 

Photo

大和北部八十八ヶ所霊場

東光寺は大和北部八十八ヶ所霊場の第七十一番札所です。
最近はこの札所を参拝をされ、集印をされている方が、以前より多くなってきています。といっても一ケ月に一人か二人程度ですが、以前は一年に数名程度のお参りがあった程度なので、増えてきていることは確かです。

以下のリンクはhttp://www.kcn.ne.jp/~hirotaku/yamaton/yamaton.htm 
からコピペして若干編集しました。無住の寺もあり、集印帳が完成できないと残念がっていられるお参りの方が昨日も来られました。私もこの札所を巡礼したことはありません。かなり古い時代にこの札所は作られたようで、江戸時代、天明のころに札所として作られたような札所案内を、昨日来られた方はもっていられました。この札所のどこかのお寺さんがそれを配布されているようです。

(大和北部八十八ヶ所霊場)




第 1番
大安寺 十一面観世音菩薩 奈良市大安寺町 巡拝(平成15年 2月11日) 大和十三仏(虚空蔵菩薩)
第 2番 噺堂(大安寺) 馬頭観世音菩薩 奈良市大安寺町 巡拝(平成15年 2月11日) ※第 1番 大安寺
第 3番 紫雲山 西光院 弘法大師 奈良市高御門町
第 4番 豊成山 徳融寺 天得如来 奈良市鳴川町
第 5番 元興寺 薬師如来 奈良市芝新屋町 巡拝
第 6番 十輪院 地蔵大菩薩 奈良市十輪院町
第 7番 福智院 地蔵大菩薩 奈良市福智院町
第 8番 日輪山 新薬師寺 薬師如来 奈良市高畑福井町 巡拝 西国薬師 6番, 大和十三仏(薬師如来)
第 9番 極楽坊(元興寺) 阿弥陀如来 奈良市中院町 巡拝
第10番 傳香寺 薬師如来 奈良市小川町
第11番 圓證寺 不動明王 生駒市上町
第12番 眞言院 弘法大師 奈良市雑司町
第13番 崇徳寺 阿弥陀如来 奈良市大豆山町
第14番 空海寺 阿那地蔵菩薩 奈良市雑司町
第15番 法性山 般若寺 文殊菩薩 奈良市般若寺町 巡拝 西国薬師 3番, 関西花17番
第16番 高林寺 奈良市川上町32(井上町?)
第17番 大森大師 奈良市大森町 ※解散したらしい
第18番 金龍山 不退寺 聖観世音菩薩 奈良市法蓮東垣内町
第19番 海龍王寺 十一面観世音菩薩 奈良市法連寺町 巡拝
第20番 円福寺 阿弥陀如来 奈良市佐紀町
第21番 安楽寺 大日如来 奈良市中山町
第22番 榁木山 賢聖院 薬師如来 大和郡山市矢田町
第23番 秋篠寺 薬師如来 奈良市秋篠町 巡拝
第24番 勝宝山 西大寺 釈迦如来 奈良市西大寺芝町 巡拝 西国愛染13番, 大和十三仏(釈迦如来)
第25番 清涼山 喜光寺 阿弥陀如来 奈良市菅原町
第26番 唐招提寺 廬舍那佛 奈良市五条町
第27番 唐招提寺奥院西方院 弥陀如来 奈良市五条町524西方院
第28番 往生院 生駒市有里 巡拝(平成15年 2月11日) ※第 1番 大安寺
第29番 極楽寺 弘法大師 奈良市七条町1
第30番 愛染堂 愛染明王 大和郡山市九条何和町 ※町会長宅
第31番 登美山鼻高 霊山寺 薬師如来 奈良市中町 巡拝 西国薬師 2番, 仏塔古寺 5番, 大和十三仏(阿弥陀如来)
第32番 霊山寺地蔵院 地蔵菩薩 奈良市中町
第33番 鳥見山 根聖院 薬師如来 奈良市富雄町三碓
第34番 生駒山 寶山寺 大聖不動明王 生駒市門前町 巡拝 近畿不動29番, 西国愛染14番, 仏塔古寺15番, 大和十三仏(不動明王)
第35番 小倉山 教弘寺 如意輪観自在菩薩 生駒市小倉寺町 ※第54番 松尾寺
第36番 円福寺 阿弥陀如来 生駒市有里
第37番 竹林寺 文殊菩薩 生駒市有里 ※中尾 良蔵氏宅
第38番 寶憧寺 地蔵菩薩 生駒市小瀬
第39番 千光寺 観世音菩薩 生駒郡平群町鳴川
第40番 椣原山 金勝寺 薬師如来 生駒郡平群町椣原53
第41番 平隆寺 生駒郡三郷町勢野東
第42番 東光寺 薬師如来 生駒郡平群町三里 ※松尾寺
第43番 長楽寺 聖観世音菩薩 生駒郡平群町吉新
第44番 地蔵寺 阿弥陀如来 生駒郡平群町福貴
第45番 多聞院 毘沙門天王 生駒郡平群町信貴畑
第46番 朝護孫子寺 毘沙門天王 生駒郡平群町信貴山 巡拝
第47番 持聖院 弘法大師 生駒郡三郷町勢野東
第48番 融念寺 生駒郡斑鳩町神南3-5-8
第49番 薬師寺 奈良市西ノ京 巡拝
第50番 法隆寺北室院 聖観世音菩薩 生駒郡斑鳩町法隆寺 巡拝
第51番 法隆寺西堂 薬師瑠璃光如来 生駒郡斑鳩町法隆寺 巡拝
第52番 法起寺 十一面観世音菩薩 生駒郡斑鳩町岡本
第53番 法輪寺 十一面観世音菩薩 生駒郡斑鳩町三井
第54番 松尾寺 観世音菩薩 大和郡山市山田
第55番 矢田寺 延命地蔵菩薩 大和郡山市矢田
第56番 矢田寺観音堂 聖観世音菩薩 大和郡山市矢田
第57番 阿弥陀院 大日如来 大和郡山市番条町614
第58番 釈尊寺 十一面観世音菩薩 大和郡山市高田口 ※町会長宅
第59番 薬園寺 薬師如来 大和郡山市材木町30
第60番 誕生寺 奈良市三棟町
第61番 春岳院 阿弥陀如来 大和郡山市新中町2
第62番 十三鐘菩提院 阿弥陀如来 奈良市登大路48(興福寺)
第63番 高円山 白毫寺 奈良市白毫寺 関西花18番
第64番 光明院大師堂 弘法大師 大和郡山市番条町564
第65番 正福寺 観世音菩薩 大和郡山市発志院町411
第66番 大野寺 宇陀郡室生村大野
第67番 龍象寺 子安地蔵尊 奈良市帯解本町177
第68番 子安山 帯解寺 子安地蔵尊 奈良市今市町 巡拝
第69番 円満寺 青面金剛 奈良市下山町109 ※住職不在時は、柴田氏宅
第70番 満願寺 薬師如来 奈良市横井町181
第71番 磐余山 東光寺 大日如来 桜井市大字谷381-1

第72番 極楽寺 観世音菩薩 奈良市山村町 ※住職不在時は、岡本氏宅
第73番 菩提山 正暦寺 薬師如来 奈良市菩提山 巡拝(平成15年 2月23日)
第74番 虚空蔵山 弘仁寺 虚空蔵菩薩 奈良市虚空蔵町 巡拝(平成15年 2月23日)
第75番 霊仙寺 十一尊天得如来 天理市森本835
第76番 聖林寺 桜井市下
第77番 不空院 不空観世音菩薩 奈良市高畑町
第78番 地蔵寺 地蔵大菩薩 大和郡山市新庄町252
第79番 観音寺 橿原市小房
第80番 釜ノ口山 長岳寺 弘法大師 天理市柳本 巡拝 関西花19番, 大和十三仏(普賢菩薩)
第81番 平等寺 桜井市三輪
第82番 安倍文殊院 文殊菩薩 桜井市安倍
第83番 本光明寺 弘法大師 磯城郡田原本町千代 ※不在時は、第34番宝山寺
第84番 秦楽寺 千手観世音菩薩 磯城郡田原本町秦庄
第85番 百済寺 毘沙門天王 北葛城郡広陵町百済
第86番 与楽寺 弘法大師 北葛城郡広陵町広瀬
第87番 額安寺 十一面観世音菩薩 大和郡山市額田部寺町
第88番 霊禅山 久米寺 天得薬師如来 橿原市久米町 巡拝 西国薬師 7番, 仏塔古寺 9番, 大和七福神(寿老神)
番 外 戒壇院 千手観世音菩薩 奈良市雑司町
番 外 傳楽寺観音堂 救苦観世音菩薩
番 外 徳融寺観音堂 子安観音
番 外 観泉寺 生駒市小瀬582
番 外 長福寺 毘沙門天王 生駒市
別 格 円照寺門跡 如意輪観世音 奈良市上山町
別 格 中宮寺門跡 如意輪観世音 生駒郡斑鳩町法隆寺
別 格 法華寺門跡 十一面観世音菩薩 奈良市法華寺町 巡拝
奥の院 ウ一山 室生寺 宇陀郡室生村室 巡拝 西国薬師 8番, 仏塔古寺18番

日本アーユルヴェーダ学会の研究誌がでました

日本アーユルヴェーダ学会の年一回刊行予定の紀要が昨日届きました。
シャーンティマールガも「アーユルヴェーダのハーブ学 大特集」が届きました。

アーユルヴェーダ研究は2007年号2008年号、38号 39号の合併号です。
毎年定期的に刊行できないままになっていたのは、学会のあり方を問われるような事態だと思わなくもないですが、学会に資金も人材もいないことを思えば、現状のつぶれないで維持していけることが不思議だとも思えます。

今回のシャンティマールガの特集はイナムラ・ヒロエさんがこの雑誌に毎回連載していたものをまとめた労作です。編集は佐藤真紀子さん。5年間に8冊編集されて「これが最後になりました」と後書きに書いていられて、このあと学会としては、こうした刊行にどういう体制を整えて取り組んでいかれるのか、奮起をうながしたいと思います。佐藤さん、ご苦労さまでした。

Ayurvedamagazine

Santimarga

2012年4月21日 (土)

今日は東京楽健法研究会 2012/04/21

 東京楽健法研究会は10時にはじまる。午前中は私の講演の時間。講演というのは大勢の人の前で有意義ななにかの演題に即して話すことだが、東京楽健法研究会はいつもの楽健法仲間が集うので、講演というのは大げさで、お坊さんの話だからせいぜい講話とか法話というところで、なにかをお教えするための講義なんかではない。まあ漫談にちかい類いだと思ってもらったらいい。

 東光寺の合宿もそうだが、はじめに最近詠んだ短歌を10首レジュメとして配ってその短歌から話に入ることにしている。毎月お見せする短歌は「どうだん」という短歌の結社に私が同人として参加していて、毎月10首を発表しているので、それを雑誌の刊行より先に楽健法仲間にお見せしているわけである。

 短歌は、東光寺の合宿がはじまる1時間ほど前になってあわてて詠んだりするので(毎月の原稿締め切りが10日なのだ)即興詩みたいなものだが、自分の身の回りや生活のこと、東光寺の暮らしぶりなどを詠んだ歌が中心になるので、楽健法と楽健寺の天然酵母パンを生活の土台にすえる宥厳和尚の人生の観照態度がわかってもらえるのではないかと考え、法話はこの短歌からはじまって、話題が逸脱しながらいろいろな話をさせていただくわけである。

 昨日は田町で3名に楽健法をさせてもらったが、ホテルへ帰る前に刀削麵酒楼というところで楽健法の仲間と会食した。そのときにひらめいてカバンに入れてあったメモ用紙に書いたのが以下の短歌です。

ふたりめを はらんだひとが おさなごを 

だいてたまちで のりこんできた

 

追記 上と下の短歌は2012/04/21サパナにて書く

Yotsuno_3

2012年4月19日 (木)

詩心と素心

 

以下の文章は詩人の谷まさしさんの詩集「夢幻丘陵」昭和52年7月刊行の跋文として書いたものである。谷まさしさんは数年前に亡くなられたが、お元気なころはよく画廊めぐりなどもされたり、書の個展を画廊や百貨店の画廊でもなんどか開かれたりした方である。
 こんなことも書いたという記録のためにこのブログにあげてみた次第。

詩心と素心      山内 宥嚴

 最初に谷まさし氏にお目にかかったのは ふた昔ちかい過去(むかし)である。その頃も私は相変らずの赤貧であったが いささか無頼のふりをして 酒など鯨飲しても少しも酔っぱらわず いっぱしの詩人のつもりであったにちがいない。 当時仲間にしてもらっていた同人雑誌で 各界の名士 奇人の類を訪問してはユニークな記事にしようとの企画をたてて その第一回の候補にあがったのが 誰あらう 谷まさし氏なのである。
 谷まさし氏をひっぱりだしたN氏の紹介では 詩人にして茶室庭園の研究家ということであり 南のさる店ではじめてお会いした。
 その折にどのようなことを話されたのか皆目覚えてはいないが 桜の宮の淀川べりに 犬とふたりで住んでいるよ と言われたのが印象に残っていて その一言で急に親近感を覚えたのを想出す。

 なぜ親近感を覚えたかというと 私の知っている桜の宮の淀川べりというのは 川っ縁に掘立小屋が並んでいる風景で そこに住んでいる人たちは 寄せ屋かなんぞをなりわいとしていて あまり世の人のあこがれるような暮らしではない筈で 谷まさし氏の言う 桜の宮の淀川べりというのが それらの小屋のひとつだと 私は勝手に決めこんで 親近感をもったわけである。
 そこで犬とふたりで住んで 茶室を廻ったり庭園の研究をしたり 詩を書いたりというのは まさしく仙人の生き様であって そう思って谷まさし氏の姿をつらつら眺めると あの掘立小屋から犬に留守を任せてひょいとやって来たにしては 着るものにも一分の隙もなく ベストドレッサーとでも言うべきか 私が想像する小屋からやって来たにしては すこうし立派すぎるような気がしないでもない。
 そうしていくらか無礼かとも思えるようなわれらがN氏の質問に 気に障る風もなくいろいろ受け答えをしながら 健啖ぶりも発揮されていたように思う。
 そのようにして 谷まさし氏との出合いがあり 付き合いが間遠ながら今日まで続いて来た次第であるが 最初の谷まさし氏の仙人の如き印象というのは いまもって変らない。
 変らないどころか その頃に比べて 谷まさし氏の仙術は一段と奥深いものに
なっているということは 疑問の余地がないことろである。変人奇人というものは 私の知る限りでも数人はたちどころにあげることが出来るが 仙人なるもの 目下のところ 谷まさしをおいて 思いあたるところはないと言うのが正直なところである。
 この詩集のなかにも そのことがありありとしているのは言うまでもないが読者が注意しなくてはならないことは 術に長けているとは言え 谷まさし氏詩を書くに術を使ってはいないということである。いわば素心とも言うべきに貫かれていて その境地が作品に逆に独特の詩法を感じさせるような趣を呈している。
 詩心というか素心というか仙術もまた 上仙飛行の術という詩のなかに書かれている霊薬の製法の如く 一見複雑そうな術の根底には 平明な境地というものに達することが求められているようである。
 谷まさし氏にとっては 詩も仙術もひとつの求道に他ならない。折ふし聞かさ
れた谷まさし氏の不思議ともいうべき半生が この詩集を通して彷彿として泛ん
でくるからには そこからせめて素心の一端なりとも学びとりたいものである。
 歌集「雲を帽子に」に続いての詩集で その意欲には脱帽させられるが 詩集というものは全篇書き下しであるべきだという谷まさしの持論どおり この詩集は編まれていて そのことからも この詩集は 詩集刊行の術とでも言うべき仙術の仕業の如くに感じられて 楽しいかぎりである。


Tanimasashishisyu

         詩集「夢幻丘陵」表紙

2012年4月 5日 (木)

7月14日東光寺でアフリカ音楽とインド舞踊と一人芝居予告

ママドゥ ドゥンビアさんをお招きしての音楽と舞踊と演劇の一夜

日時 2012年7月14日 午後6時15分開演 
会場 東光寺本堂
入場料 2500円 電話またはメールで申し込み予約してください。
           〒633-0053 奈良県桜井市谷381−1
           電話と電紙 0744-46-2410
           携帯     090-4301-0228


出演 アフリカ音楽 ママドゥ ドゥンビア  

ママドゥ ドゥンビア プロフィル
http://mamadoujpn.web.fc2.com/profile.html

  インド舞踊  マドゥ・プリヤ  
  10年以上、毎年東光寺で奉納公演をしています。

    一人芝居 「がらんどうは歌う」  山内 宥厳作 出演 演出
    ピアノ 西澤真由美

    舞踊 堀江菜美子(出雲在住)

 堀江菜美子さんは出雲大社から近い鵜鷺という海岸に近い場所で塩を作ったりしながら、舞踊もしていられます。3月末に出雲と松江で「がらんどうは歌う」に舞踊で共演していただきました。

 

 

 

2012年3月22日 (木)

出雲と松江で山内 宥厳の「がらんどうは歌う」公演

       楽健法と天然酵母パンの山内宥厳先生の一人芝居
               「がらんどうは歌う」公演案内

 出雲と松江で、山内 宥厳さんの一人芝居と堀江真美さんのジャズライブのコラボレーション案内です。地元の「うさぎ元気の会」の堀江菜美子さんも一人芝居に舞踊で協力出演します。
 「がらんどうは歌う」は山内 宥厳先生の代表作の一人芝居です。堀江真美さんが音楽ピアノ担当で共演します。一人芝居につづいて堀江真美さんのジャズライブをお楽しみください。

1, 「がらんどうは歌う」山内 宥厳作・演出
   出演・山内 宥厳   音楽・堀江真美   出演協力、舞踊・堀江菜美子
2, ジャズライブ 堀江真美

山内宥厳 プロフィール
磐余山 東光寺 奈良県桜井市(真言宗)住職。楽健法研究会主宰
日本アーユルヴェーダ学会事務局長歴任 現在評議員
詩人(日本未来派同人)
一人芝居「がらんどうは歌う」を年に1~2度演じている。
奈良・東京・広島・松江・出雲、などで楽健法教室を開催。
1974年楽健寺パン工房設立、天然酵母パンの普及に力を入れている。

著書に『二人ヨーガ楽健法』農文協  「楽健寺酵母でパンを焼く」農文協
詩集 「雨季」「がらんどうは歌う」「共生浄土」

堀江真美 プロフィール
石川さゆり、真耶みき、黛ジュン、はじめ数多くの歌手のボイストレーナーでもあり、日本の音楽界でなくてはならない存在である。奇跡のボイトレといわれている著書<歌う技術>を刊行、

ジャズシンガーとしても日本ジャズボーカル賞を受賞。その他、<故>三木たかしのパートナー、アレンジャーとしてラジオ番組のレギュラーを5年務めるなど活動は多岐に渡る。セサミストリートのミュージカル監督も5年間務め子供達のための英語のミュージカルを制作,監督し100曲以上のオリジナルを提供している。

眞美は高知県出身。幼い頃から母親より琴を学ぶ、その後独学でピアノ、歌、作曲、編曲を学び10代からプロのシンガー、ピアニストとして音楽活動を始める。14歳からキーボード、ボーカルとして自己のロックバンドで活躍し、各コンテストなどで賞を獲る。17歳で有名デキシーバンドのピアニストとなりデキシーとスイングを学ぶ。

○出雲会場
【開催日時】3月30日(金) 開場:16:30/開演:17:00
【会場】神門通り香りプレッセ(無料休憩所) 出雲市大社町杵築南860-8
【料金】当日券:2,000円(当日受付のみ)
  【チケット予約受付】:香りプレッセ  tel 0853-53-0241

○松江会場
【開催日時】3月31日(土)開場:18:30/開演:19:00
【会場】フリースペース MIZ 松江市伊勢宮町501-35 城観光ビル2F
【料金】当日券:5,500円/前売券:5,000円(1ドリンク付)
  【チケット予約受付】tel 0852-32-1551

2012年3月19日 (月)

岡崎暮らしの学校で楽健法がはじまります

http://www.kurashinogakkou.org/members/lecture_single/index/121/0242

岡崎くらしの学校で楽健法の講座が開設されます。4月7日に山内宥厳の記念講演会があります。

2012年2月19日 (日)

楽健法や東光寺の催しなど、アップされた動画のリンク集

楽健法や東光寺の催しなど、アップされた動画のリンク集です。

http://www2.begin.or.jp/ytokoji/youtubelinks.html

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