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2011年4月 7日 (木)

インド発の雑誌 ビジネストゥデイーの記事 

日経のサイトで見つけたインドのビジネス雑誌の記事の紹介です。

こどもはマッチをさわりたがります。火遊びをするとおねしょするよ、こどものころよく母にきびしくしつけられましたが、危ないことを火遊びといって、火は火傷をしたり、住まいをも失いかねない恐ろしいものです。原爆も原発も、人類の神をも恐れない火遊びであって、利益だといいながらじつは住処(地球環境)を焼き払う原因になるということを自覚しないで作られてきました。親が車内にこどもを残してパチンコをしにいってる間に、こどもがライターで遊んで焼け死んだなんて事件もありましたが、目先の欲望充足のために、いかに愚かしいことを人間は繰り返していることでしょうか。

福島の原発事故も、人間の欲望と過信とおごりが生み出した火遊びの結果の悲劇です。
中国の古話に、焼き肉をつくるために、飼っている家に火をつけるという話があったように思いますが、原発は家に火をつける仕掛けなんだということに、この事故で人間は気づいてくれるのでしょうか。

現在、ネットでの発言などで、政府の原発事故にたいする批判的な発言を規制する動きがあって、YOUTUBEにアップした原発批判のフォークソングもすぐ削除されたり、またアップしたりしてがんばっているようです。批判を許さない、そんな軍国主義時代に逆行するような雰囲気があるのは、とても国民にとって危ないことです。

そういう空気を敏感に感じながら生きてきた経験をもつ私は、批判的な人を非国民などといって差別したり弾圧したりする、そのようになった日本人の恐さをよく知っています。

以下の引用は、まっとうな批判精神が横溢した文章です。リンクが切れる可能性もなきにあらずですから、コピペして紹介しておきます。

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  原子力発電所は“死との約束

        真実にふたをし、利益追求に走ったツケ

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110406/219329/

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110406/219329/?P=2

原子力発電所は“死との約束”

真実にふたをし、利益追求に走ったツケ

 ヒロシマは人災で、フクシマは天災だというのは軽薄な発言だ。自然は、銃ではなく引き金にすぎなかった。原子力を考え出したのは人間だ。それは戦争中の発明だった。既に前例のない水準にまで分断され、虐殺が起こっていた対立の時代に、米英の科学者が究極の大量破壊兵器を作り出すために共同で行った「マンハッタン計画」の成果である。

 原子力は、フランスや日本、マハラシュトラ州ジャイタプールへの電力供給のために創造されたものではない。これは人を殺すために生み出された。そして、定期的にその冷酷な牙を剥く。

売り込まれた「コントロール可能な人喰いトラ」というイメージ

 我々は自ら生み出した怪物に心を奪われる。そこには常に弱々しい言い訳が存在する。つまり、フランケンシュタイン博士は自分の作った怪物を、普段は赤ん坊の世話をするロボットだと宣伝していた。だがそれは、怪物が創造主を破壊し、自らの運命を全うするまでの話だった。

 原子力が持つ真の力は破壊だ。このため、「原子力の平和利用は素晴らしい」というイメージを育てるには、多くの作り話が必要だった。きのこ雲はかつて、そして今も、目を逸らすことのできない恐怖の象徴だからだ。

 原子力業界が売り込むべきポイントは馴染みのあるものだった。つまり、この人喰いトラはしつけができているのでコントロール可能だというイメージだ。

 チャンスのあるところに産業は生まれる。このため、この詐欺行為には資金が集まった。業界幹部には潤沢な予算が回っているようだった。利益とは善悪を超越しているものだと我々は考える。利益が不合理なものになる場合は転機が訪れる。利益が危険にさらされれば、我々はその危険を逆手にとって利用する。だが、暴利を貪る輩は、自分の懐事情に関係なく適切な撤退時期をほとんど決められない。そのために法律があるのだ。

 最大の詐欺行為は、原子力発電所は安全だと売り込んでいることである。原子力は本来、大惨事を引き起こす力を持っているのにもかかわらずだ。原子力産業は、トラそのものではなく、檻について詳しく述べることで自らのイメージを描いてきた。

 事故の問題もある。米国のスリーマイル島やソ連のチェルノブイリで実際に起きた事故によって、恐怖が存在することが繰り返し認識できた。だが、「事故はめったに起こらないため、心配する必要はない」と無視してきた。原発反対派は時代錯誤な左翼だとか、偽学者、必ずいるトラブルメーカーだとして笑い者にされた。稀なケースだが、この巨大産業の中にいて、企業方針に逆らって真実を言った人は解雇された。原発関連企業の専門家が秀でているはずの大量の詳細なデータの中で、危険な事実が埋もれてしまっている。

2

 日本の電力会社は自らの国民を欺いた。日本は4つの地殻プレートの境界域上に位置しているために、地震が多い。しかも日本語の「ツナミ」がそのまま世界で通じるほど津波も多い。原子炉が海岸沿いに建てられているのは、万一の時に海水で冷却するためだ。専門家は「日本の原発は爆発するのを待つ自爆テロ犯のようなものだ」と繰り返し警告していた。広島や長崎の辛い思い出すらも、日本の電力会社が自滅的なリスクを取ることを止められなかった。

インドでは国民の大半が原発計画に無関心

 確かに、どんな企てにもリスクは付きものである。誰も事故など望んでいない。原発のオーナーならなおさらだ。だが、ミスが重なった場合に備えておく必要がある。ダムも危険かもしれないが、ダムが崩壊してもそのダメージは限定的である。核の危機は次元が違う。核戦争は勝者も敗者もほぼ同様に破壊して打ちのめす。世界全体を汚染するものである――各国は昔からこれを知っていた。この大惨事の予感があったために、米ソの矛盾に満ちた敵意ある平和が生まれたのであり、「MAD(相互確証破壊)」という言葉もできた。

 原子力産業は奇跡的な情報操作によって、原子力を、武器に使用するエネルギーとは別物の「安全なエネルギー」として売り込むことに成功した。だが、これらは同じエネルギーである。使い方が違うだけだ。原爆にやられた広島からの放射線は破壊的で、原発事故の起きた福島から来る放射線はそれほどではない、ということはない。

 インドの原子力産業は、事故が起きた場合に起こる事態を人々の意識の中で最小化することに成功している。放射線はタバコの一服と変わらないもので、大気汚染に敏感な者は有害だと推測するが、日本の様子を伝えるテレビからは何の実害もない。しかも、テレビは電気がもっとないと見られない。インド国民の大半は、ジャイタプールの原発計画の見通しに無関心である。スマトラ沖地震の際に、チェンナイ近郊カルカパムにある原発施設に津波が到達し、海水が流れ込んだ事実にも興味がない。

 我々は大災害に見舞われる今の日本の姿を見て、目を覚ます必要があるのではないか? 日本で起きている原発事故はその連鎖反応によって、観光業や航空産業、農業を危険にさらしている――ダメになったビジネスを挙げるだけでこのコラムを埋めることができる。日本の電力会社や政府の原発推進派が原発の建設を決めた時、彼らは「最も安価で、最も安全な万能薬」として原発を売り込んだに違いない。原発の宣伝文句は、地震の恐れについて触れていない。だが、ジャイタプールでは最近地震が発生している。

 中国は新たな原発建設計画をすべての一時停止し、安全基準の見直しを行っている。恐らく、原子力産業は大きすぎて潰せないのだ。そのため、回復のために病院に送り込むしかない。我々は1945年の日本から何も学ばなかった。そして、2011年の日本からも学びそうにない。

(by M.J.Akbar © Business Today / The India Today Group 2011年3月18日)

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メーリングからの転載

斉藤和義さん、名前も歌も初めてです。
こころ震えました。しびれました。ロック魂ここにありです。

すぐに消されてしまうかもしれませんが、ぜひ聞いてください。


http://shachoublog.net/nyu-su/zuttousodattanndaze.html

作詞作曲:斉藤和義
「ずっとウソだった」

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