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2012年4月に作成された記事

2012年4月21日 (土)

今日は東京楽健法研究会 2012/04/21

 東京楽健法研究会は10時にはじまる。午前中は私の講演の時間。講演というのは大勢の人の前で有意義ななにかの演題に即して話すことだが、東京楽健法研究会はいつもの楽健法仲間が集うので、講演というのは大げさで、お坊さんの話だからせいぜい講話とか法話というところで、なにかをお教えするための講義なんかではない。まあ漫談にちかい類いだと思ってもらったらいい。

 東光寺の合宿もそうだが、はじめに最近詠んだ短歌を10首レジュメとして配ってその短歌から話に入ることにしている。毎月お見せする短歌は「どうだん」という短歌の結社に私が同人として参加していて、毎月10首を発表しているので、それを雑誌の刊行より先に楽健法仲間にお見せしているわけである。

 短歌は、東光寺の合宿がはじまる1時間ほど前になってあわてて詠んだりするので(毎月の原稿締め切りが10日なのだ)即興詩みたいなものだが、自分の身の回りや生活のこと、東光寺の暮らしぶりなどを詠んだ歌が中心になるので、楽健法と楽健寺の天然酵母パンを生活の土台にすえる宥厳和尚の人生の観照態度がわかってもらえるのではないかと考え、法話はこの短歌からはじまって、話題が逸脱しながらいろいろな話をさせていただくわけである。

 昨日は田町で3名に楽健法をさせてもらったが、ホテルへ帰る前に刀削麵酒楼というところで楽健法の仲間と会食した。そのときにひらめいてカバンに入れてあったメモ用紙に書いたのが以下の短歌です。

ふたりめを はらんだひとが おさなごを 

だいてたまちで のりこんできた

 

追記 上と下の短歌は2012/04/21サパナにて書く

Yotsuno_3

2012年4月19日 (木)

詩心と素心

 

以下の文章は詩人の谷まさしさんの詩集「夢幻丘陵」昭和52年7月刊行の跋文として書いたものである。谷まさしさんは数年前に亡くなられたが、お元気なころはよく画廊めぐりなどもされたり、書の個展を画廊や百貨店の画廊でもなんどか開かれたりした方である。
 こんなことも書いたという記録のためにこのブログにあげてみた次第。

詩心と素心      山内 宥嚴

 最初に谷まさし氏にお目にかかったのは ふた昔ちかい過去(むかし)である。その頃も私は相変らずの赤貧であったが いささか無頼のふりをして 酒など鯨飲しても少しも酔っぱらわず いっぱしの詩人のつもりであったにちがいない。 当時仲間にしてもらっていた同人雑誌で 各界の名士 奇人の類を訪問してはユニークな記事にしようとの企画をたてて その第一回の候補にあがったのが 誰あらう 谷まさし氏なのである。
 谷まさし氏をひっぱりだしたN氏の紹介では 詩人にして茶室庭園の研究家ということであり 南のさる店ではじめてお会いした。
 その折にどのようなことを話されたのか皆目覚えてはいないが 桜の宮の淀川べりに 犬とふたりで住んでいるよ と言われたのが印象に残っていて その一言で急に親近感を覚えたのを想出す。

 なぜ親近感を覚えたかというと 私の知っている桜の宮の淀川べりというのは 川っ縁に掘立小屋が並んでいる風景で そこに住んでいる人たちは 寄せ屋かなんぞをなりわいとしていて あまり世の人のあこがれるような暮らしではない筈で 谷まさし氏の言う 桜の宮の淀川べりというのが それらの小屋のひとつだと 私は勝手に決めこんで 親近感をもったわけである。
 そこで犬とふたりで住んで 茶室を廻ったり庭園の研究をしたり 詩を書いたりというのは まさしく仙人の生き様であって そう思って谷まさし氏の姿をつらつら眺めると あの掘立小屋から犬に留守を任せてひょいとやって来たにしては 着るものにも一分の隙もなく ベストドレッサーとでも言うべきか 私が想像する小屋からやって来たにしては すこうし立派すぎるような気がしないでもない。
 そうしていくらか無礼かとも思えるようなわれらがN氏の質問に 気に障る風もなくいろいろ受け答えをしながら 健啖ぶりも発揮されていたように思う。
 そのようにして 谷まさし氏との出合いがあり 付き合いが間遠ながら今日まで続いて来た次第であるが 最初の谷まさし氏の仙人の如き印象というのは いまもって変らない。
 変らないどころか その頃に比べて 谷まさし氏の仙術は一段と奥深いものに
なっているということは 疑問の余地がないことろである。変人奇人というものは 私の知る限りでも数人はたちどころにあげることが出来るが 仙人なるもの 目下のところ 谷まさしをおいて 思いあたるところはないと言うのが正直なところである。
 この詩集のなかにも そのことがありありとしているのは言うまでもないが読者が注意しなくてはならないことは 術に長けているとは言え 谷まさし氏詩を書くに術を使ってはいないということである。いわば素心とも言うべきに貫かれていて その境地が作品に逆に独特の詩法を感じさせるような趣を呈している。
 詩心というか素心というか仙術もまた 上仙飛行の術という詩のなかに書かれている霊薬の製法の如く 一見複雑そうな術の根底には 平明な境地というものに達することが求められているようである。
 谷まさし氏にとっては 詩も仙術もひとつの求道に他ならない。折ふし聞かさ
れた谷まさし氏の不思議ともいうべき半生が この詩集を通して彷彿として泛ん
でくるからには そこからせめて素心の一端なりとも学びとりたいものである。
 歌集「雲を帽子に」に続いての詩集で その意欲には脱帽させられるが 詩集というものは全篇書き下しであるべきだという谷まさしの持論どおり この詩集は編まれていて そのことからも この詩集は 詩集刊行の術とでも言うべき仙術の仕業の如くに感じられて 楽しいかぎりである。


Tanimasashishisyu

         詩集「夢幻丘陵」表紙

2012年4月 5日 (木)

7月14日東光寺でアフリカ音楽とインド舞踊と一人芝居予告

マドゥ・プリヤさんのインド舞踊と

ママドゥ ドゥンビアさんをお招きしての音楽と舞踊と演劇の一夜

日時 2012年7月14日 午後6時15分開演 
会場 東光寺本堂
入場料 2500円 電話またはメールで申し込み予約してください。
           〒633-0053 奈良県桜井市谷381−1
           電話と電紙 0744-46-2410
           携帯     090-4301-0228


出演 アフリカ音楽 ママドゥ ドゥンビア  

ママドゥ ドゥンビア プロフィル
http://mamadoujpn.web.fc2.com/profile.html

  インド舞踊  マドゥ・プリヤ  
  10年以上、毎年東光寺で奉納公演をしています。

皆様こんにちは。

インド舞踊家のMadhu-riyaです。

東光寺にて、11回目の奉納舞台を迎えることができるのは、一重に山内先生、幸子先生の暖かいご厚意と生徒の皆様のご協力のおかげです。

本当にありがとうございます。

精一杯踊りたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

 

今回ご紹介するのは、笛の名手で美しい牛飼いの姿をしたクリシュナ神にささげられるninda maya二ーンダマーヤーという演目です。

 

この曲では、クリシュナ神の性質・特技であるmaya(マーヤー:夢、まぼろし、幻想、イリュージョン)が中心テーマになっています。

 

移り気なクリシュナをひたむきに愛する娘は、苦しい胸の内を次のように語ります。

 

「愛の神の矢が私の胸を貫いて以来、私は朝から晩まで恋の炎に焼かれ、すっかり憔悴してしまいました。それなのに、あなたは私に気づいてもくれません。

クリシュナよ、あなたは前世で、私にこう誓いました。

「私たちの命は、二人で一つ(一心同体)だ」と。

この世になって、そのことを、すべて忘れてしまったのですか? クリシュナよ、どうぞ一刻も早く、私を迎えに来てください。この孤独から私を救い出してください」

 

クリシュナのmayaによって、私たちはとらわれ、翻弄され、また救われるのです。。。

 

 

    一人芝居 「がらんどうは歌う」  山内 宥厳作 出演 演出
    ピアノ 西澤真由美

    舞踊 堀江菜美子(出雲在住)

 堀江菜美子さんは出雲大社から近い鵜鷺という海岸に近い場所で塩を作ったりしながら、舞踊もしていられます。3月末に出雲と松江で「がらんどうは歌う」に舞踊で共演していただきました。

 下のような、公演案内のビラを作りました。

 

Tokojiperformace

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