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2017年11月 2日 (木)

台所の文明観

不具合だらけの日本について

夕食に皮付きジャガイモを、二倍ぐらいのサイコロサイズに切ってレンジで数分。
それをフライパンにオリーブオイルをやや多めに使って塩を振りかけてこんがりと色づくまで炒める。
最近知人から教わったジャガイモ料理を今夜も作った。
東光寺はプロパンガスで、二並びのコンロがついたどこの家庭でも使ってるガスコンロをつかっているのだが、このコンロには欠点があって、しばらく炒めていると火力が途中ですとんと落ちて、ちょろ火になってしまう。

ガスコンロにセンサーがついていて、フライパンが一定の温度になると火が小さくなる設定のようだが、こちらはまだまだ強火でやりたいのに、こんなことでは満足な調理などできるものではない。

安全のための装置と言うより、調理妨害のためのセンサーとか思えない、バカバカしい不完全な装置である。
このことにいらだって怒ってる人はかなりいることだろうと思う。

 楽健寺のパン工房のガスコンロは鋳物性のでっかい旧式依然たる古典的ガスコンロだが、これは火力の操作が思うように出来て、料理をするにはこれに限る。

中華料理店などの調理場ではこういうコンロしか使わないはずである。

しかし、旧式なコンロに火をつけるには、チャッカマンなどという長い柄がついたライターかマッチが必要である。

ところが、このライターの引き金が、幼児が使えないような固いバネが入っていて、握力の弱い老人などには着火することも出来ない固さで、幼児の安全のためと称して、どれくらいの事故が起きてはじまった規制か知らないが、こういう製品を販売する日本人は正常な感覚の人間とは思えない。

東光寺では蝋燭に点火するためにはマッチやライターが欠かせないが、この引き金の固さはまだ体力のあると自負する僕にも、投げ出したくなる固いのがあって、その都度日本人の管理のされかたに思いいたって暗然とする。

 幼児がライターを触れないように管理するのは、親の役目で、ライターの引き金を重くして使えなくするなんてのは本末転倒しているのであるといえまいか。

危険な場所が全くない環境などというものはあり得ない。

刃物であれ、自動車であれ、人間の利器は必ず凶器ともなる両面をもっているのである。

いかにそれらを使いこなすかは、個々の人間の裁量による。  

 ジャガイモを炒めながら、コンロに腹が立ってくる思いはこれ以上したくないので、近く鋳物製の旧式のコンロに入れ替えてやろうと思った。

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