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2011年7月 3日 (日)

映画「春との旅」を観る

 パソコンでテレビや映画を見るひとも多くなったことと思うが、私はパソコンでテレビは見ない。パソコンでテレビを見ながら同じ画面で他の作業、原稿を書くなんてことはできないし、テレビは常時見たいとは思わないからである。

 先日からテレビを置いてある庫裡の部屋から、積み上げてあった書籍、机に常時置いてあったノートパソコンを、書斎(パソコン部屋)へ移動させた。居間でパソコンをしながらテレビもつけて、ながら作業の傾向があったので止めることにしたのである。お陰で居間はすっきりして、来客があっと驚く。本来お寺はすっきりと片付いているというのがいいとわかっていながらそうしていなかったのは、よろしくない。

 最近はiphone4を使うようになったので、パソコンの代用になるかとおもわないでもなかったが、検索や本の注文ぐらいはできるが、原稿はこれで書く気にはならない。写真を写してfacebookに投稿するなんてことは便利だと思うが、そのお陰で写真機をまるで使わなくなった。至便であるのはいいことだが、写真の画質とか、写真にうるさい要求をもっているひとにはこういう機能に画質を落とされてまで使うのは我慢がならないだろうと思う。

 昨日映画のダウンロードレンタルを試みた。appleのituneで映画レンタルを開いてみると仲代達也の主演する「春との旅」という映画が目にとまったので、レンタルした。10分ほどでファイルをダウンロードすると、30日の間にいつでもみられるが、一旦ファイルを起動すると48時間以内に見なくてはならないことになっている。

7/3午後2時過ぎにituneを開いてみると、ファイルは消失していた。

Harutonotabi_2_4

 北海道の貧しそうな漁村に暮らす祖父と18歳の孫、元は漁師の祖父とその孫が言い争って祖父が家を怒りながら飛び出してくるところから映画は始まる。孫の春(徳永えり)はどこにでもいそうながに股歩きのさえない女の子を好演している。仲代ははまっているがややアクションがオーバー気味でインテリ風なところが匂い、漁師の野趣に欠けるところがあるが、徳永えりがよくこれを支えて見応えのある映画に仕上がっている。

 出来のいいロードムービーである。舞台が東北なので、今回の津波で流されてしまったところなどで、撮影されたのではないかという思いが見ながら胸を刺す。「おじいさんが生まれた年ににおおきな津波が来て家が流されちまってよ」などという台詞が海辺であるが、繰り返される悲劇も時は忘却させるのか。

孫のひとことに立腹して、疎遠の兄弟姉妹に世話になるからと飛び出した男を受け入れてくれる身内などはいるはずもなく、余計なことを言ったばかりに大好きなおじいちゃんを苦しめたと反省しながら、がに股でついて歩く孫娘の気持ちや、人生のやりきれなさが伝わってくる。

Harutonotabi

 

Haru1

母は不倫が父にばれて許されず入水自殺し、娘も見捨てたままの父に急に会ってみたくなって北海道へ渡り、会ってみたものの、、、、

「いちど犯した過ちってつぐなえないものなの、、人間はそんなに自分のことしか考えられないものなの、お母さんはお父さんが絶対に許してくれないとわかって絶望して岸壁から身をなげたのよ」と訴える春。

ラストは救いなのか悲劇なのか、見てのお楽しみ。


映画 春との旅公式サイト

予告篇 http://youtu.be/BLXyR5zgfzg

 

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